【後悔しないタイプはコレ】ウォーターサーバー選びで絶対に押さえる3つのポイントを徹底解説

【後悔しないタイプはコレ】ウォーターサーバー選びで絶対に押さえる3つのポイントを徹底解説

こんなお悩みはありませんか?

ウォーターサーバーの選び方がわからない…

タイプが多くてどう比べたらいいかわからない

ウォーターサーバー選びで後悔したくない!

街のショッピングモールでウォーターサーバーを見かけることも多いと思いますが、色々なメーカーやタイプがあるなかで、ウォーターサーバーの選び方については、どうしたら良いかわからない人も多いです。

比較サイトで「便利そうだから」「おしゃれだから」と安易に選んでしまうと、後々後悔することも…。

たくさんあるし、どう選べば良いのかわからない

ジーマ
ジーマ

まずはサーバーのタイプを決めよう!

そこで今回は、過去に様々なサーバーを利用してきた経験から、ウォーターサーバーのタイプ選びで絶対に押さえておきたい3つのポイントを解説します。

賢く選んで、快適なウォーターサーバー生活をスタートしましょう!

この記事を書いた人

ジーマ

ウォーターサーバー歴10年以上の愛用家。
様々なメーカーを利用してきた実体験をもとにユーザー目線から失敗しない選び方を解説。「ウォーターサーバーを家事負担を減らすアイテム」としてとらえ、ウォーターサーバーに関連する様々な情報を発信中。

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1.ウォーターサーバーのタイプとは

ウォーターサーバーにはいくつかのタイプがあります。それぞれの特徴を簡単に解説します。

1-1.ボトル宅配型

ボトル宅配型は、お水のボトルが定期的に配送されるタイプです。ウォーターサーバーと聞いて、まず思い浮かぶのはこの宅配型だと思います。

ボトル宅配型の特徴

・メーカーよりお水のボトルが定期配送される
・ボトルはユーザーが交換作業を行なう
・配送されるお水は天然水が主流
・サーバーレンタル料金は通常無料
・注文した分のお水の料金がかかる

1-2.浄水型(水道水補充型)

出典 ウォータースタンド

浄水型(水道水補充型)は水道水を補充して利用するタイプです。サーバーのレンタル料金がかかりますが、定額なのが特徴です。

浄水型(水道水補充型)の特徴

・水道水をサーバー内で浄水して利用するタイプ
・サーバーレンタル料金がかかる(定額)
・適温(冷水・温水)になるまで時間がかかる
・給水タンクは定期的な洗浄が必要
・定期的な浄水フィルターの交換が必要

1-3.浄水型(水道直結型)

出典 ウォータースタンド

水道水を水道管から直接つないで利用するタイプです。補充型と同じく水道水を浄水して利用します。初回こそ配管をつなぐ工事が必要ですが、補充の手間が一切要らないのが特徴です。

浄水型(水道直結型)の特徴

・水道水をサーバー内で浄水して利用するタイプ
・自動で給水されるためお水の補充が一切不要
・サーバーレンタル料金がかかる(定額)
・水道管とサーバーをつなぐ簡易工事がある
・定期的な浄水フィルターの交換が必要

それぞれのタイプの特徴を表にまとめてみました。

タイプボトル宅配型浄水型
(水道水補充型)
浄水型
(水道直結型)
お水の種類天然水水道水水道水
お水の利用メーカーより定期配送サーバー内で浄水サーバー内で浄水
お水の料金ボトル代金無し
水道料金のみ
無し
水道料金のみ
サーバー
レンタル料
無料有料・定額有料・定額
ユーザー作業ボトルの交換お水の補充フィルター交換
初期費用無し無し初期工事費有
注文ノルマ有り無し無し
適温になるまでの時間ボトル交換時は40分~60分お水の補充時は30分~60分自動補充のため常時利用可
定期的な清掃ボトル接続部
出水口
給水タンク
出水口
出水口のみ

2.ウォーターサーバー選びの3つのポイント

ウォーターサーバーを正しく選ぶためには表面上のメリットデメリットで比べてはいけません。

ここからはウォーターサーバー選びで絶対に押さえておきたい3つのポイントについて解説します。

2-1.契約期間の「縛りがない」ものを選ぶ

ウォーターサーバーの契約には、数年間の契約期間が設けられていることがほとんどです。この「縛り」とは、契約期間中に解約すると違約金が発生する期間や、契約期間そのものを拘束する仕組みのこと。

違約金の相場は2万円〜4万円と決して安くありません。また利用期間に応じて金額が変動する場合もあるので要注意です。

違約金がかからなくなる期間まで使うなら良いのでは?

ジーマ
ジーマ

数年先までサーバーを固定してしまうのはもったいないよ

数年先のライフスタイルや家族構成の変化は、誰にも予測できません。契約してからサーバーのタイプが合わなかったり、「もしかしたらウォーターサーバー自体が不要に…」という可能性もゼロではないでしょう。

たとえ月額の料金が安くても、いざ解約する際に高額な手数料を支払うことになれば、結局は割高になってしまいます。

ウォーターサーバーは、生活の一部となるからこそ、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できることが重要です。

ウォーターサーバーを選ぶ際は、契約期間の縛りがない、もしくは縛りがあっても1年程度を目安にできるものを選びましょう。

2-2.家事の「負担がかからない」ものを選ぶ

ウォーターサーバーを契約すると、「サーバーを管理する」という新たな作業が生まれます。

サーバーの管理ってどんなこと?

ジーマ
ジーマ

サーバーのタイプによって違うけど、このような作業があるよ↓↓

宅配型:重いボトルの交換作業、空のボトルの廃棄
補充型:お水の補充、定期的な給水タンクの清掃
水道直結型:定期的なフィルター交換

これらは見過ごしがちですが、毎日の生活に追加される作業、通称「名もなき家事」となります。そしてこの作業は契約期間中、半永久的に続くため、サーバーのタイプは慎重に選ぶ必要があります。

何も考えずに契約すると、「思ったより管理が大変だった・・。」と後悔することも少なくありません。ウォーターサーバーを選ぶ際は、サーバーの管理がしやすく、家事の負担が少ないタイプを選びましょう。

2-3.「使いたいときに使える」ものを選ぶ

ウォーターサーバーの最大のメリットは、「いつでも冷たいお水やお湯が使える」ことです。このメリットが最も重要なポイントです。

どれを選んでもメリットは同じじゃないの?

ジーマ
ジーマ

サーバーのタイプによってメリットに差があるよ

サーバーのタイプによっては、このメリットを活かすためにユーザー側に負担が発生する仕組みになっているものがあります。

例えば、宅配型はボトルの交換、補充型はお水を補充しなければ継続して使うことができません。つまり、宅配型や補充型は、ユーザー側の管理を前提としてメリットが成り立っていると言えるでしょう。

また、お水の交換や補充をした直後では当然、冷水や温水の適温となるまで時間がかかるため、すぐに使うことができません。この点もユーザーである私たちの管理に委ねられているのが実情です。

毎月お金を払ってウォーターサーバーを契約するからには、「いつでも好きなときに使える」というメリットを最大限に活かせるタイプを選びたいものです。

3.最適なタイプはコレ!タイプ別に徹底分析してみた

ウォーターサーバーを選ぶポイントを踏まえて、それぞれのタイプを分析しました。

結論、後悔しないのは水道直結型のウォーターサーバーです。

ウォーターサーバーのタイプ別評価

ボトル宅配型浄水型
(補充型)
浄水型
(水道直結型)
契約期間の縛りがないか
家事の負担は増えないか
使いたいときに使えるか

3-1.宅配型は意外とストレスが多い

「自宅までお水が届くからラク!」そんなイメージがあるボトル宅配型のウォーターサーバー。

確かにペットボトルを買いに行く手間は省けますが、 実は見過ごせない落とし穴があります。

宅配型の特徴まとめ
1:縛りや注文ノルマなど制約が多い
2:減るはずの家事が、別の家事を生む現実
3:「いつでも使える」とは限らない

特徴1:縛りや注文ノルマなど制約が多い

宅配型では多くのメーカーで2年程度の契約期間が設定されています。もし短期間で解約しようとすると、高額な違約金が発生することも少なくありません。

契約後に「やっぱり合わないな…」と思っても、なかなか気軽に解約できないのが現状です。

中には契約期間の縛りがないメーカーも存在しますが、その分他の制約が多い場合があるため油断は禁物です。

たとえば毎月のボトル本数にノルマが設定されていたり、定期配送を休止した場合に、サーバーレンタル料や月額メンテナンス料といった別の名目での費用が発生する場合があります。

特徴2:減るはずの家事が、別の家事を生む現実

宅配型はお水が定期的に配送されるため、ペットボトルを買う手間が減るのは確かです。

しかし、ボトルの交換や空ボトルの廃棄、配送用の段ボールの処理、予備のボトルの保管など、意外と多くの作業があるためかなりの負担となります。これらの作業が「新たな家事」として私たちにのしかかります。

加えて、配送されるお水のボトルは2本で1セットが多く、ある程度まとまった形で配送されるのが基本です。

仮に2年縛りの契約として、1ヶ月にボトルが2本届く場合、少なくとも2年間で48回(追加注文すればそれ以上の回数)の作業負担がかかります。

特徴3:「いつでも使える」とは限らない

宅配型は、ボトルを交換した直後は、適温になるまで30分〜1時間程度かかることがあります。「すぐに冷たいお水が飲みたい!」という時でも、少し待たなければならないこともあります。

また、ボトルは1本が大体12Lのため、季節によっては思ったより消費が早く、定期配送のスケジュールに合わないことも出てきます。追加注文のタイミングが遅れると、新しいボトルが届くまで使えない期間が発生することも。その間結局ペットボトルを買うハメになっては本末転倒です。

さらに、宅配型のお水は天然水であることが多いため、飲料水としてはちょっとした贅沢を味わえますが、料理に使う場合は割高です。湯せんやお米を研いだりする際、天然水のお水を使うのは「少しもったいない…」と感じる人は少なくないと思います。

3-2.補充型はメリットを活かしきれない

水道水を注ぐだけで手軽に使える補充型のウォーターサーバー。

「工事不要で設置も簡単!」というイメージがありますが、実は、ウォーターサーバー本来のメリットを十分に活かしきれていない側面もあるんです。

浄水型(補充型)の特徴まとめ
1:契約期間が長めの傾向
2:「お水の補充」という新たな家事を背負う
3:連続して使うことができない容量の壁

特徴1:契約期間が長めの傾向

「水道水を使うから、契約期間の縛りなんてないんじゃない?」そう思った方もいるかもしれません。

しかし、実際は2年〜3年程度の契約期間が設定されているメーカーが多いのが現状です。

解約時には、それまでの利用期間に応じて違約金の金額が変動する場合もあります。特に利用期間が短いほど、解約金が高くなる傾向があり、「短期間で解約したい」と思っても、最低利用期間がネックになることもあります。

中には契約期間の縛りがないメーカーも存在します。しかし、現状はごく少数であり選択肢は限られています。

特徴2:「お水の補充」という新たな家事を背負う

補充型は、ボトル交換の手間がないのはメリットですが、代わりに発生するのが給水タンクへの「お水の補充作業」です。これが、意外と手間になります。

「あれ?もう空っぽ!」なんてこともしょっちゅう。家族が多いご家庭では、水の消費量も増えるため、補充の回数も必然的に増えます。結局、水切れを気にしながら使うことになり、ストレスを感じることもあるかもしれません。

さらに、衛生面を保つためには給水タンクの定期的な清掃が欠かせません。しかも、タンクは変形の恐れがあるため食洗機は使えず、手洗いで行う必要があるなど面倒が作業が隠れています。

特徴3:連続して使うことができない容量の壁

水道水を手軽に注げる補充型ですが、温水や冷水の各タンク内の容量には限りがあります。全体のタンク容量は5L前後、冷水や温水はそれぞれ1〜2Lとなっています。

料理に使う場合など、まとまった量のお水が必要な時には、すぐにタンクが空になってしまい、連続して使うことができません。また、お水を補充した直後は、適温になるまで30分〜1時間程度かかる場合があります。

また、旅行や帰省などで長期間使わなかったお水や3日以上経過したお水は、雑菌が繁殖する可能性があります。そのため、タンクに入っているお水を捨てて、新しいお水を補充しなければなりません。つまり、「いつでもすぐに使える」とは限らないのです。

3-3.水道直結型はウォーターサーバーの理想形!

ボトル交換の手間、お水の補充の煩わしさ…これまで見てきたタイプには、どうしても気になる点がありました。

しかし、水道と直接つなぐ水道直結型ウォーターサーバーは、現在最も私たちの理想に近いタイプかもしれません。

浄水型(水道直結型)の特徴まとめ
1:解約金と設置費用がかからないメーカーもある
2:補充の手間から解放! まさに「家事ラク」を実現
3:「いつでも好きなだけ」というメリットが最大限に

特徴1:解約金と設置費用がかからないメーカーもある

水道直結型ウォーターサーバーは、まだ参入メーカーが比較的少ないです。中には、縛りや解約金が一切ないという嬉しいメーカーも存在します。

契約期間の縛りや解約金の設定は、メーカーによって様々です。また、解約時に利用期間に応じて違約金の金額が変動する場合もあるため、契約前にはしっかりと確認しておきましょう。

また、水道直結型ならではの費用として、水道とサーバーを接続する際の初回設置費用がかかることがあります。しかし、これもキャンペーンなどで無料になる場合もあるので見逃せません。初期費用を抑えられるのは嬉しいポイントです。

特徴2:補充の手間から解放! まさに「家事ラク」を実現

水道直結型の最大の魅力は、なんといってもお水が自動的にサーバーに補充されること! これにより、お水の補充にかかる家事の負担は一切ありません。

さらに、水道と直接つなぐことで、お水が空気に触れる部分が少ないため、日々のお手入れは抽出口部分の清掃だけで済む場合が多いです。これは、毎日の家事や育児に追われ、忙しく働いている私たちにとって大きなメリットです。

もちろん、メーカーから定期的に送られてくる浄水フィルターの交換作業は必要ですが、これは安全でおいしいお水を保つためには欠かせない、必要最低限の手間と言えるでしょう。

特徴3:「いつでも好きなだけ」というメリットが最大限に

水道から常に新しいお水が自動で補充・浄水されるため、タンクが空になる心配は無用です。「飲みたい時に飲めない!」ストレスとは無縁の生活が送れます。

冷水についてはタンク内の容量があります。短時間で大量に利用した場合は冷却が追いつかず、常温水に近いお水となる場合があります。ただし、利用した分は自動で補充され、すぐに冷却が開始されるため、通常の利用であれば気になるほどではないでしょう。

一方、温水については、瞬間加熱式であれば、給水タンク自体が存在しないため連続で利用できます。料理などに気兼ねなく使えるのは嬉しいポイントですね。

まとめ.水道直結型なら後悔しない!

ウォーターサーバーのメリットは「いつでも好きな時に冷たいお水や温かいお湯が使えること」です。

しかしそのメリットのために、「サーバーの管理」という新たな家事に疲れてしまうのは本末転倒です。

水道直結型ウォーターサーバーは、現在最もメリットを最大限に生かせるタイプと言えるでしょう。

一度設置してしまえば、どれだけ使っても月々の料金は定額。さらに、ボトル交換やお水の補充といった煩わしい作業からも解放され、毎日の家事負担を大幅に減らすことができます。

長く使い続けるものだからこそ、導入後に後悔しないタイプを選びたいものですね。

ウォーターサーバーを新しく検討している方、また現在のサーバーから乗り換えを検討している方に、少しでも参考となれば幸いです。